子どもたちに教えたい優先順位のつけ方
子どもだけじゃなく多くの人が「大切なこと」を意識せずに過ごしがち・・・
「宿題しなさい!と言ってもぜんぜんやらない」
「何も言わないと、ずーっとゲームとYouTubeばかりで・・・」
「帰ってくると何もせずゴロゴロしているんです」
なぜ、こうなってしまうのだろう❓やるべきことを先に取り組んで、そのあと自由にするならいいけれど。
もっとやるべきことの優先順位を考えて、時間を有効に使ってくれればいいのに⏲
こんな親御さんのお悩み、本当の問題点をお伝えしますね。
実は・・・
『大切なことが何か』がわかっていないからなんです🤔
大切なことがわかっていない❓
そうなんです。
お子さんに限らず大人も、自分にとって『大切なことが何か』をわかっている人って少ないのです😱
そこであなたに質問をしますね。
「あなたの大切なこと、重要なことってなんですか❓」
どうでしょうか。
えーと・・・としばらく考えましたか?それとも即答できましたか?
大人だってなかなか分かっていない。だとすれば、お子さんは尚更かもしれませんよね。
そもそも大切なこと、重要なことが何なのかが分かっていなければ、優先順位をつけることは出来ないのです。
まず、自分にとって大切なことは何なのか、これに気づくだけで大きく変わるわけです✨
『大切なこと』とは、「自分の将来や人生の目的に向かううえでやるべきこと」です
大切なこと、重要なこと、というのは、自分が好きなことや興味があることとは少し違います。
「ぼくは今、○○をやった方がいいと思うからやる!」
「ゲームは○分までと決めてやるよ!」
子どもの時から自分の将来や自分に必要なことを考えて、こんな風にやるべきことの優先順位を決められて、時間を上手に使うことが出来れば、どんどん夢や目標に近づいていけそうですよね😍
当社で、子どもたちに向けて『生きるための土台づくり』のために活用しているオンラインプログラム「7つの習慣J®」では、
✅『自分にとって大切なこと』に気づく
✅それに照らして日々の活動の重要度・緊急度を測って優先順位を決める
✅重要事項にフォーカスして主体的に管理・行動する
これらを子どもたちが事例やワークを通じて、体感しながら学んでいくことが出来るんです!
まさに、お子さんが自分にとって大切なことを知り、やるべきことの優先順位を判断して、時間を大切に有効に使う習慣が自然と身につくのです。
発達障害のお子さんは特に、「自分にとって大切なこと」に絞って取り組むと良い
発達障害のお子さんは、「時間に対する感覚が弱い」という特性が見られるケースがあります。
もちろん発達段階にも個人差があるので、一括りに出来るわけではないのですが、対話をしながら、自分にとって必要なこと、重要なことについて認識してもらい、納得してもらうことで、日々の行動のルーティンに組み込むと上手に出来るようになりますし、やるべきことが明確になって見通しが立つことで、自発的に「これを〇分までやる」と自分の行動の組み立てが出来るようになっていっています。
「自分の興味・関心があることならば時間を忘れて没頭できる」というのは、発達障害のお子さんの大きな武器・長所なので、出来れば伸ばしてあげたい、存分にさせてあげたい、と考えていらっしゃいますよね。
その点からも、まずは『自分にとって大切なこと』に気づいてもらい、それに照らして見通しを立て、日々の行動を考えてもらう、というアプローチは、発達障害のお子さんにも非常に有効だと考えています。
一朝一夕とはいきませんが、子どものうちから地道に取り組み、習慣づけていくことで、彼らの長所を伸ばしながら、必要なことを身につけさせてあげることが出来るのです。
※「7つの習慣®」および「7つの習慣J®」はフランクリン・コヴィー・ジャパン社の登録商標です。