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発達障害の子どもをからかいやいじめから守る7つの支援策

発達障害の子どもをからかいやいじめから守る7つの支援策のイメージ画像_株式会社アイトカム_諏訪部彩

からかいやいじめからいかに子どもを守ればいいのか

発達障害の子どもたちは、からかわれたり、いじめの対象になったりしやすい傾向があります。

特性上、周囲に合わせて行動することが苦手、場の空気を読むことが苦手、相手を慮る発言や行動をするのが苦手。

その結果として、仲間外れにされたり、心無い言葉をかけられたりということが起こり得るわけです。明らかないじめというのは、もちろん断じて許されることではありませんが、そこに至るまでのきっかけというのは、実は正直どちらが悪いということではなくて、発達障害を持つ子の振る舞いがお友達の気分を害すことになってしまっていることがありますし、自然な人間同士のぶつかりや、コミュニケーションのすれ違い、そういったものでもあるわけです。

発達障害の子どもたちの特性を含め、周囲の人たちが理解して接してくれれば、それに越したことはないのですが、人間関係を広めていけばいくほど、自分のことを理解してくれる人たちとばかり付き合えるというわけではありません。周囲に理解を求めるばかりではなくて、考え方や対処法を身につけておき、『自分の身は自分で守る』というのも大事なことであると考えています。

からかいやいじめからお子さんを守るために教えておくべきこと

1. 1日の生活を振り返る日記を書かせる、あるいは話す機会を作って常日頃から様子を把握しておく

日ごろから、子どもがからかわれたり、孤立したりしていないか、注意深く見守っていく必要があります。その日の学校での出来事を書かせる、話してもらうなどその子に合った方法でいいので把握しましょう。

2. 嫌なことをされたと感じたときに「やめて」と言うことを教える

こういう場合は「やめて」とはっきり言うんだよ、と対処の仕方を具体的に教えます。嫌だと思っていても「何と言えばいいのか分からない」と考えている場合があります。自分が嫌だと思ったのなら「やめて」とはっきり相手に伝えて良いということもセットで教えます。

3. 「やめて」と言えないことを「あなたが言えないからダメなのよ」などと責めない

「やめて」と言いたくても言えない場合もあります。

「あなたが言い返せないからいけないのよ」
「ちゃんとやめてと言わないとダメじゃない」
などと、お子さんを責めないであげてくださいね。

お友達なんだから「やめて」なんて言ってはいけないと思っているかもしれないし、「やめて」と言ったら嫌われてしまうかもと思っているかもしれません。お子さんがどう考えているか、よく聴いてあげましょう。

4. 嫌なことをしてくる子と関わらないように離れることも手だと教える

「やめて」と伝えても、相手が素直に言動をやめてくれるかは未知数で、相手をこちらがコントロール出来るわけではないので、難しいところがあります。

ですから、『嫌なことをしてくる子とは関わらない、離れる』のも選択肢だということを教えてあげてください。先生に言いつけたり、相手を悪く言って自分の正しさを主張したりして、わざわざぶつかる必要もありません。無理に仲良くしなくちゃと思う必要もありません。子どもはまだそれが分からないので、そういう選択肢を選んでいいんだと教えてあげましょう。

5. 誰でも全員から好かれることはあり得ないから嫌な相手と無理に付き合うことはないことを教える

上記4とも関連しますが、嫌な相手と無理に付き合うことはないわけです。

なぜなら、誰しも世の中全員から好かれるということはあり得ないからです。一定数自分のことをよく思わない人はいる。それは普通のこと。そう考えていれば、気が楽ですよね。逆に言えば、世界中の全員から嫌われてしまうこともあり得ないわけです。そういうことも子どもはまだ見えている世界が狭いので、今の子の状況がすべてと思い込んでしまいがちです。だから敢えて話をしてあげてほしいのです。

6. 子どもとのやり取りで兆候を感じたら先生に協力を求め、様子を把握しながら対応する

子どもとのやり取りで兆候を感じたら、家族だけで抱え込まず、すぐに学校の先生に協力を求めます。そのためにも、日ごろから担任の先生とは定期的に面談させてもらうなど、コミュニケーションを取って、親の子育てに対するスタンスなどもお話し、知っておいてもらうといざという時に連携がしやすくなります。

7. 気になる時は遠慮も先延ばしもしないで、自ら学校に出向いて確認する

先生にも協力をお願いしますが、心配なことがある場合は、遠慮したり先延ばししたりせずに、自ら学校に出向いて状況を確認するなど、積極的に介入しましょう。
小学生にもなって親がそこまでしていいのか?など頭をよぎるかもしれませんが、やはり子どもが一番ですし、対処は早ければ早い方がいいので、躊躇せずに行動して下さいね。

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