発達障害の我が子は将来自立出来るの?と不安な親御さんがすべきこと
あなたのお子さんは「助けて!」って言える子ですか?
誰かに「助けて!」と言いたくてもなかなか言い出せない子がいます。あなたのお子さんはどうでしょうか?
自立するということは、『何でも一人で、自分のことは自分で出来るようになること』と思われている方も多いかもしれませんが、決してそうではありません。責任を持って最後まで行動するために、困った時や、不得意なことに直面した時には、どんどん人の助けを借りて良いのです。
では、なぜ「助けて!」と言い出せない子がいるのか?というと、多いのはこんなケースです。
✅心配や迷惑をかけてはいけない
✅ダメな自分を人に見せたくない
✅バカにされるのがこわい
✅どう伝えればいいのかがわからない
✅困っていると自覚が出来ていない
そして原因のほとんどは、
・自分を信頼出来ていないこと
・他者を信頼出来ていないこと
この2つに起因しています。
自分はいつも注意されてばかりだから、人と同じことが出来ないから、と『自分はダメな子なんだ』と考えていて、自らを信頼出来ていない。
だから、『こんな自分が人から信頼されるわけがない。助けてもらえるわけがない』と思い込んでいて、「助けて!」と言い出すことも出来ないんですね。
私は、
子どもが「困らないように」先回りするのは過保護であり、
子どもが「困って助けを求めてきたら」サポートするのは過保護ではない、
と考えています。
まずはお子さんの一番そばにいる親が、困った時に「助けて!」と言えば、無条件でサポートしてくれる。
そんな、お子さんにとっての『心の安全基地』になってあげてほしいのです。
親との関係の中で、『自分を信頼し他者を信頼する』という、土台が作られるのです。
✅他者とうまく関係を築いてほしい
✅将来ちゃんと自立してほしい
そんな親の願いを叶えるためにすべきことは、
「自分を信頼し他者を信頼し」「助けて!」と言える子
に育てることなのです。