発達障害のお子さんとの親子関係がうまくいかないと悩む人へ
「今忙しいからまた後でね」って言っていませんか?
その「また後で」はもう来ないんだよ…
今聞いてほしい話があったのに…
せっかく勇気を出して話そうと思ったのに…
お子さんはそう思っているかもしれません。
ちゃんと後でこちらから声をかけて、じっくり聞いてあげれば大丈夫でしょう?
そういうことじゃないんですよね。
あの時に話したかった、話そうと思った、その気持ちはもう戻って来ない。
あの時のテンションはあの時だけ…なんですよ。
お子さんの中に「後で」は、もう来ないのです。
そうは言っても、
パパもママも本当に忙しい。
毎日1分1秒争うくらい余裕がない。
よく分かります。
けれども、
お子さんが「ねえねえ」と話しかけてきたら、何よりもお子さんのことを優先する。
手を止めて、身体と目と耳を傾ける。
言うは易く行うは難し。
お子さんと濃密に関われるのは、実質8年間と言われています。
長いようで短い、限られたその時間。
何よりも優先して、お子さんの声に身体と目と耳を傾けたなら…
お子さんの将来の人生は大きく変わります。
パパ、ママが何よりも自分のことを優先してくれて、いつも優しく話を聞いてくれた。
いつも真剣に向き合ってくれた。
僕(私)は大切にされている。
そんな「自己肯定感」という名のギフトを受け取ったお子さんは、ペースはゆっくりかもしれませんが、確実に、そして健やかに成長していきます。
あなたのお子さんがこれから先、人生の荒波を乗り越えていくための、何よりも大きな原動力になるのです。