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発達障害の子の気持ちを理解してあげる方法

発達障害の子の気持ちを理解してあげる方法のアイキャッチ画像_株式会社アイトカム_諏訪部彩

発達障害の子の気持ちを理解するためのカギは・・・

とくに発達障害の子どもたちにありがちな物事の捉え方として、
0か100かで考えてしまったりとか、
論理が超飛躍していたりとか、
大人が思うより、ものすごく極端に考えてしまうところがあるんですね。

これは「好き」とか、これは「得意」だとか、ポジティブなことであればいいんです。
根拠のない自信というやつで、理由はどうであれ、「好き」「得意」と思ってくれているだけでうまくいくことは、たくさんあるので。

問題は「嫌い」「苦手」の方です。
よーく話を聞いてみると、まったくこちらが想像つかない理由で「嫌い」と思ってしまっていて、ひも解いていけば、「嫌い」と思っていたイメージを変えてあげられるかもしれないことって、いっぱいあるんですよね。

具体的に息子の事例でお話をしてみたいと思います。

先日「もう‼国語なんてほんとに嫌い‼」と言いながら帰ってきました。よく話を聞くと、

国語の授業の内容が、タブレットを使って調べ物をして、資料を作って保存して、それをオンライン上で先生に提出する。

ということだったらしいのですが、その日は意欲的に授業に取り組み、頑張って資料を作っていたら、タブレットが固まって落ちてしまい、もう一度開くと、それまで作ったデータが全て消えていたと。

頑張って資料を作っていた

固まってデータが消えた

また最初からはだるい

やる気が失せた

国語が嫌い!

こういうことなんです。
めっちゃ飛躍してる!!
たまたま国語の授業だったというだけ。それで「国語が嫌い」となってしまうのか…

息子には、
「ママもお仕事していて急にパソコンが固まってデータが消えちゃうことあるよ。確かにそれがあるとすっごいやる気なくなるから、気持ちはめっちゃわかる!がっかりしたよね。今回は、たまたま国語の時にそれが起きたってだけだから、大丈夫だよ。」
と話をしました。

別の日には、

「先生が僕のことを無視するんだ!だからもう先生嫌い!」

と言ってぷんぷんしながら家に帰ってきたこともありました。私は実際に息子の行動を確認しに学校に行きました。

すると息子は、先生がほかの用事をしていて、話を聞いてあげられる状況ではないにもかかわらず、「先生!」と遠くから声をかけていました。当然先生は気づくはずもなく、先生に反応してもらえなかったことに対して、無視をされている!と怒っていました。

先生は無視をしているわけではないことをしっかりと説明しました。

そして、

✅声をかけるタイミングはいつでも良いわけではないこと

✅先生が自分の声を聞ける状況か(ほかの人と話をしていないか?作業をしていないか?)を確認して、何かしている最中ならば、終わるまで待っていること

✅遠くからではなくて、なるべく先生のそばまで行って、声をかけること

これらのように、具体的にどうするべきなのかを、一つ一つ教えました。

お子さんの『これが嫌い、これが苦手』の裏にあることを聞いていくと、

こちらが想像できていない意外なきっかけだった
たまたまそうだっただけで、直接は関連していなかった

ということがあるので、
お子さんの気持ちの裏側にある根拠をひも解く作業をしてあげることで、
「嫌い」や「苦手」なことに前向きになれたり、考え方が変わって人間関係が改善したり、
そういうきっかけが作れるのかなと思っています。

お子さんの気持ちを否定はせずに、受け止めてあげたうえで、

根拠をひも解く作業

やってみてください。

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