「主体性」を持って自分の心を守る?
今回は「主体性」について取り上げてみたいと思います。
自身も発達凸凹っ子育児奮闘中で親子の理想の未来クリエーターの諏訪部彩です。
「主体性」とは、自分の意志や判断に基づいて、責任を持って行動することです。
自分の考えによって取るべき言動を選択するだけではなく、自らの言動がもたらす結果にも責任を負うことができる、という意味合いがあります。
「主体性」は、これからの時代を生きる上でも大事な力、必要な力だと言われています。お子さんにぜひ身につけてもらいたいですよね。
「自分で選択している」と自覚することの大切さ
私がお子さんの「生きるための土台づくり」をサポートするために活用しているオンラインプログラム「7つの習慣J®」では、まずはお子さんに『自分に選択肢があって自分で選んでいるのだ』ということを知ってもらいます。
大人でもありますよね?
周りがこうだったから、こう言われたから、自分はこんなことをしたんだって。そうするしか無かったんだ、と。
本当にそうでしょうか?
周りはこうだ、こういうことを言っている、という事実があるとき、それに対して最終的に「自分はこうする」と決めたのは自分自身・・・ですよね?ほら、ちゃんと最後は自分で選択しているのです。
このことを自覚することがとても重要なのです。
結果として、自分が取った言動は同じだったとしても、「誰か」に囚われているのか、「自分」で選択した、と自覚をしているのかで、大きな違いが出てきます。
自分の周りで起きる出来事、他人の言動などは、自分でコントロールすることは出来ません。
でも、起こった事実を受け、自分がどんな言動をするかは、選択出来るのです!
「自分でコントロールできること」にフォーカスする力を
発達障害のお子さんにもぜひ、自分でコントロールできる事柄にフォーカスする「主体性」を身につけて、自分で決め自分で行動することが出来るようになってもらいたいのです。それにより「自分が志す道に向かって自分の力で進んでいってほしい」という思いがあります。
そしてもう一つ、重要なこととして「主体性」を「自分の心を守る術」にしてほしいのです。
周囲で起こる出来事や、周囲の声というのは、自分にとって決して良いことばかりではありません。それらを自分でコントロールすることも出来ません。
でも、それを受け、どう捉えるのか、という「反応」を自分でコントロールすることで、周囲で起こる出来事から、自分を守ることにもつながるのです。
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※「7つの習慣®」および「7つの習慣J®」はフランクリン・コヴィー・ジャパン社の登録商標です。