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発達障害の子どもに食事のマナーを身につけてもらう7つの支援策

発達障害の子どもに食事のマナーを身につけてもらう7つの支援策のイメージ画像_株式会社アイトカム_諏訪部彩

食事の時間=楽しい時間となるようお子さんに合ったフォローを

子どもの特性によって、食事の時間に対する必要なフォローは様々あります。

多動性がみられる場合は、食事の時間中落ち着いて座っていることが難しいので、1回の食事の時間を短くしたり、椅子の高さや足置きを置いて座りやすい工夫をしたりすると良いです。

感覚過敏の場合は、食感、味、においを不快に感じて偏食になる場合があります。嫌がるものは無理に食べさせないようにして、親が過度に心配したり、焦らないことが大事です。

手先が不器用で、箸がうまく使えなかったり、食べこぼしが多くなったりすることもあります。しつけだからと厳しく叱りたくなる気持ちはとてもよく分かりますが、食事の時間=苦痛な時間となってしまうことが一番良くないので、食べる時は楽しく食べることを最優先にして、箸を使う練習は食事の時間にするのではなくて、遊びの中でゲーム感覚で取り組むなどしてフォローしてあげましょう。

食事のマナーを身につけてもらうための7つの支援策

1.着席していることが難しい場合は量を調節して食事時間を短くする

食事の時間でも長い間着席していることが出来ない場合は、あまり食べることに興味がないという場合もあります。そうすると、量が多ければ余計に途中で飽きてしまう可能性が高くなります。1回の量を少なめにして、短時間で食べることが出来るようにした方が良いでしょう。その分は食事の回数を増やしたり、間食で補っても良いですが、人間ですので、必ずお腹が空けばちゃんと食べます。食べることに集中出来れば座ります。

2.落ち着いて座りやすい高さに調節してあげる

椅子の座り心地が悪い、高さが合っていない、という可能性もあります。発達障害の子どもは敏感なので、ちょっとの違和感が、集中できずに違う行動を取ってしまうきっかけになります。子どもの様子を見ながら工夫をしてあげてくださいね。

3.偏食があっても無理に食べさせないで大目に見る

成長とともに食の好みも変わりますので、食べないからと気にする必要はありません。無理に食べさせようとして嫌いになってしまうと、ずっと食べなくなってしまいます。好みが変わることを信じて、「嫌い」という印象を持たせない方が良いです。楽しく美味しく食べることが出来るものを出してあげてください。

4.複数の食材の味が混ざらないようにメニューや盛り付け方を工夫する

食材同士の味が混じると嫌だ!という子もいます。逆に味噌汁の中にご飯を入れて混ぜ混ぜした方が食べやすいなんていう子もいます。子どもの好みに合わせて、メニューや盛り付け方も工夫してあげると、意欲的に食べられるようになっていきます。気にしすぎだとか、そんな食べ方は邪道だ、といった見方をせずに、今は子どもの好きなようにさせてあげましょう。

5.箸などの食器の使い方の練習は食事の時間ではなく遊びのなかで行う

食事の時に食器の使い方の練習を兼ねてしまうと、余計に食べることに集中できず、楽しい時間でもなくなってしまいます。発達障害の子どもはいくつものことを同時で取り組むのが苦手な場合があるので、食事の時間は食べることに集中させてあげましょう。練習が必要なら、遊びの時間の中で行うことをおすすめします。

6.ふざけたり遊んだりしていなければ食べこぼしは大目に見る

手先が不器用な子だと、食器がうまく使えずに食べこぼしてしまうかもしれません。机も床もお洋服も汚れてしまうので、親としてはだんだん頭に血が上ってきてしまいますが、ふざけているのでなければ、大目に見てあげましょう。

7.食事中は極力叱らないで楽しい時間だと感じられるようにする

とにかく食事中は叱らないこと。マナーと言っても、やはり出されたものを美味しく楽しく食べられることが一番です。それが出来ていればOK。家族みんなで食卓を囲み、楽しい雰囲気で食事をした経験が、大人になってからのその子のポジティブな力になっていきます。

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