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発達障害の子どもの運動の不得意さへの7つの支援策

発達障害の子どもの運動の不得意さへの7つの支援策のイメージ画像_株式会社アイトカム_諏訪部彩

まずは理解し受け止めてあげることが大事

発達障害の子どもの中には、発達性協調運動障害を持ちあわせている子がいます。

発達性協調運動障害とは、かつては別名で不器用症候群とも呼ばれていましたが、私たちがキャッチボールをするときに、目でボールを追いながら、手でボールをキャッチするという動作を同時にしていますよね。このように、手と手、手と目、足と手などの個別の動きを一緒に行う運動が不正確だったり、困難だったりする障害のことです。

本人なりに頑張って取り組んでいても、「やる気がない」と受け取られやすく、ますます意欲を失うという悪循環に陥りがち。こうならないような対応が必要になるというわけです。

支援するときのポイント

1. 出来ない=やる気がないと決めつけて責めないで

自分は当たり前に出来る動作なので、これくらいは出来て当たり前という感覚で子どものことを見てしまいがちです。そんな当たり前のことが出来ないのは、やる気がなくて手を抜いていると思い込み「ちゃんとやりなさい!!」と責めてしまうと、子どもの自己肯定感はダダ下がり。自信を無くして頑張る気力も奪ってしまうことになります。自分の価値観だけでの決めつけは禁物です。やってみようという意欲が湧くように寄り添ってあげてくださいね。

2. 特訓で無理に苦手を克服させようとしないで

子ども自身がやってみたい意欲があって頑張ろうとしている分には問題ないのですが、やれば出来る!と無理に特訓させるのはやめてあげてください。それは子どもにとっては本当に苦痛なだけですし、逆効果です。

3. 誰でも出来ることと決めつけずその子に見合った目標設定を

みんなと同じではなく、その子に合わせた目標設定でその子なりに頑張っていることを認め、評価してあげることが大切です。前転や鉄棒の前回りなどで体が回転することに恐怖や不安を感じる子もいます。そんな気持ちを受け止めてあげる配慮も必要です。

4. 小さなことだとしても出来たら褒めてあげて

子どもが頑張って取り組み、出来るようになってくると、見ている方はもっと出来るぞ!という気持ちが出てきて、褒めてあげることを忘れがち。どんどん褒めてあげましょう。

5. 楽しく出来る範囲で少しずつ外遊びを

外遊びは継続して取り入れることをおすすめします。体の動きの発達を促すのもありますが、外の空気を吸って、日を浴び、汗をかく。それって気持ちの良いことなんだなと感じてもらうこと、外に出て体を動かすとお腹もすくし、夜もよく眠れるので、生活リズムを整えることにもつながる。これらの面からも大事だからです。楽しく出来る遊びでいいので、出来れば親子で一緒に楽しみましょう。

6. 動作の模倣が苦手な子には動作を細分化して少しずつ

「動きを見て真似してごらん」と言っても、真似することがうまく出来ないのです。なるべく動作を細分化して少しずつ動きを覚えていけるように工夫してあげましょう。

7. 苦手なことに執着しすぎないでまずは体を動かす楽しさを教えてあげて

なにより、子どもが運動することに苦痛を感じいやになってしまうことがないようにするのが最優先です。苦手なことを出来るようにしてあげなくてはと執着しすぎずに、まずは体を動かすと気持ちいい、楽しい、そういう風に思えるようなかかわりをしてあげましょう。

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